Spring Break in Okinawa

2018
Airbnb China

アートと商業が交錯する新しい時代のコンンテンツを巡る旅。 第一弾は、今春に関わったAirbnb Chinaのプロジェクトについて書いてみます。

キャンペーンのコンセプトは、”Have been there but not done yet”. (行ったことあるけどやったことない) チャイニーズミレニアム世代に人気の旅先、沖縄、ソウル、バンコク、台北の4都市をまわり各地のディープなスポット、カルチャーを紹介するドキュメンタリーテイストの映像作品とブログストーリーを制作。
まさに、アジアの最前線を見て回る貴重な機会。プロジェクト内容は最高に興味深いものの、ウルトラタイトなスケジュール。 映像4本、スチール写真100カットをわずか全行程わずか5週間で仕上げるというミッションインポッシビルなプロジェクトは、2月の頭にキックオフした。 2週間のプリプロ期間を経て、移動日、ロケハン、撮影2日間を含め、各都市4日ずつの工程でまわり、もどってから2週間で仕上げるというプランを策定。

ディレクターは元WKの兄貴分的な存在で現在NYとトロントを拠点に活躍するヘンリールーに決定。 トロントからエディター2名を撮影に同行してもらい、撮影日の当日からホテルの一室で編集をスタートするということになった。スチール撮影は、日本在住のギリシャ人女性カメララマンアンドロニキに決定。

撮影クルーは、日本からのプロデューサー陣、ディレクター、エディーター、DP、カメラアシスタントの約10名、あとは現地のローカルプロダクションとのコラボレーションという想定で色々な面で最もハードルが低いロケ地、沖縄から旅はスタートした。

沖縄のテーマはSimple Life In Green。緑の中でのスローライフ。 メインの撮影地となったのは、Airbnb ホストのKoji & Mari san のお父さんが作り上げたサチバルガーデン。 長年、土木工事業にたずさわり、自然環境の破壊と保全について考えていた彼が作り上げた夢の楽園は、庭というより、むしろ山に近い。広大な敷地の中に、生命力みなぎる大小様々な植物、花が咲き乱れている。

Ko-ji, Mari sanと過ごした時間は素晴らしかった。彼らとのインタビューでは、 「本当の贅沢さとは、その時間にあること。ゆったりとした時間の中で生活していると、物欲がどんどんうすれていくこと。自然体で生きていると、いい人に出会うシンクロ率が高くなる」というコメントが印象的だった。 本当にうらやましい限り。沖縄南條に流れるゆるやかな時間をとらえた完成映像はこちらから。

音楽は、アーティスト宮内優里とのコラボレーションでオリジナル楽曲を制作。後半にきらりとしたタッチのピアノを絶妙な音階でいれてくるなど、腕利きコンポーザーとの久しぶりのやりとりは刺激的だった。